〜空き店舗を活かした、まちのにぎわい再生の取り組み〜
イベント概要
「もっと!西川口バザール」 は、
2009年3月に西川口駅西口周辺エリアで開催された、地域活性化を目的としたイベントです。
商店街や駅周辺に点在する空き店舗を期間限定で活用し、
街を歩きながら楽しめる“回遊型イベント”として実施されました。
地元住民・商店主・来街者が自然に交わる場をつくり、
西川口の新たな魅力と可能性を発信することを目的とした取り組みです。
開催の背景と目的
当時の西川口駅西口エリアでは、
商店街の空洞化や空き店舗の増加が課題となっていました。
「空いている店舗を“使えない場所”として放置するのではなく、
一時的でも“人が集まる場”として活かせないか」
そんな想いから企画されたのが
「もっと!西川口バザール」 です。
空き店舗を実験的に使うことで、
- 街に人の流れを取り戻す
- 商店街の新たな可能性を探る
- 地域に関わる人を増やす
といった目的が込められていました。
主催・運営体制
- 主催:西川口西口再生会議(市民有志)
- 企画・運営:まちづくり川口(前身となる任意団体)
- 開催エリア:西川口駅西口周辺・商店街・空き店舗各所
市民・商店主・地域関係者が協力し合い、
「自分たちの街は自分たちで盛り上げる」
という姿勢が色濃く表れたイベントでした。
空き店舗活用の取り組み
本イベントの最大の特徴は、
複数の空き店舗をイベント会場として活用した点です。
普段はシャッターが閉まっている店舗が、
- 期間限定ショップ
- 展示・ギャラリースペース
- ワークショップ会場
- 情報発信拠点
として生まれ変わり、
街の中に「立ち寄りたくなる場所」が点在しました。
これにより、来場者は自然と街を歩き、
商店街全体を回遊する流れが生まれました。
主な催し・内容
イベント期間中には、次のような企画が行われました。
- 地元商店による特別企画・販売
- フリーマーケット・手づくり市
- アート展示・作品発表
- 体験型ワークショップ
- 地域活動・まちづくりの紹介展示
単なる物販イベントではなく、
「人・活動・想い」を知るきっかけとなる内容が多く、
来場者と地域との距離を縮める場となりました。
成果とその後の広がり
「もっと!西川口バザール」は、
空き店舗活用によるにぎわい創出の実践例として、
地域内外から注目を集めました。
この取り組みをきっかけに、
- 地域活動への参加者増加
- 商店街と市民の関係性の深化
- まちづくり川口の継続的な活動展開
へとつながっていきました。
一過性のイベントに終わらず、
その後のまちづくりの土台を築いたイベントといえます。
まとめ|空き店舗は「可能性のある資源」
「もっと!西川口バザール」は、
空き店舗を“課題”ではなく
**「使い方次第で価値を生む資源」**として捉えた好事例です。
街にある既存の資源を活かし、
人のつながりと新しい流れを生み出したこの取り組みは、
現在のまちづくりにも通じる多くのヒントを残しています。



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